home > 平面図学> 基礎⑧

■2つの円に開き接線(共通外接線)

  • r15とR35、円間95とした円を描き、2円の円心を直線で結びます。r15をO2、R35をO1とします。
  • 与えられた2つの円の半径の差R-rを半径に、O1を中心にして円を描きます。
  • O1とO2を結ぶ直線を2等分して、2等分点Pを求めます。
  • Pを中心にPO1を半径とする円弧を描き円との交点にA,Bを求めます。
  • O1A,O1Bを直線で結びA´,B´を求めます。
  • O1A´,O1B´に平行な線を他の円に移し、C,Dを求めます。

  • ※平行な線の移し方
    ①の線に対して②の定規を合わせましたら、ずれない様に押さえ付けて、③の定規を②の下側に当ててから③の定規を押さえ付けて②の定規を矢印の方へ滑らせて④の線を引くと平行な線が描けます。

  • O2A,O2Bを結んだ直線に平行線を引けば直線A´C、B´Dは円の接線が出来上がります。また、A´,B´,C,Dはそれぞれ2円の接点であります。

■2つの円にたすき接線(共通内接線)

  • r15とR35、円間95とした円を描き、2円の円心を直線で結びます。r15をO2、R35をO1とします。
  • 与えられた2つの円の半径の和R+rを半径に、O1を中心にして円を描きます。
  • O1とO2を結ぶ直線を2等分し、2等分点Pを求めます。
  • Pを中心にPO1を半径とする円弧を描き円との交点にA,Bを求めます。
  • O1A,O1Bを直線で結んで円周との交点A´,B´を求めます。
  • O1A,O1Bに平行な線を他の円に移し、C,Dを求めます。
  • O2A,O2Bを結んだ直線に平行線を引けば直線 A´C,B´Dは2つの円の接線が出来上がります。また、A´,B´,C,Dはそれぞれ2円の接点であります。

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