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平面図学
> 基礎⑦
円の性質
■任意の三点A,B,Cを通る円
任意に三点A,B,Cを定め、点AB及びBCを直線で結び
垂直2等分線
を引き、2等分線の交点をOとする。※Oは円の円心となります。
Oを中心にOAを半径とする円を描けば、点A,B,Cを通る円の出来上がりです。
■円外の点から円に接線
任意の円を描き、円外の任意の場所に点Pを定め円心Oと直線で結び、POの
2等分点
Aを求めます。
Aを中心にOPを直径とする円を描き円周との交点B,Cは接点でありPB,PCを結ぶ直線は接線となります。
■円心のわからない円周上の定点で、接線、法線
※法線とは曲線上の1点を通り、この点における接線に垂直な線のことをいいます。
適当な円描き、円上に任意場所に定点Pを定めPを中心に適当な半径の円弧を描き、円周との交点A,A´を求めます。
AA´を直線で結び弦AA´の
垂直2等分線
を引きます。この2等分線は定点Pの法線となります。
(弦・・・曲線上の2点を結ぶ線分)
弦AA´に平行で定点Pを通る直線TT´は接線となります。
円周上の適当な位置に弦BB´を定め、弦BB´の
垂直2等分線
と定点Pの法線の交点Oは円の中心となります。
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