■短辺からの√矩形
■√2矩形の特長
- 適当な√2矩形を作図します。
- √2矩形の対角線ACを引きます。
- ACに対しBより垂直線を引き、それを延長して辺ADとの交点をEとします。
- Eから辺ABに平行に引いた線EFによって作られる四辺形AEFBは、元の四辺形ABCDと相似形である。
- √2矩形AEFBの対角線BEに対しAGは垂直線であるから、点Gは辺EFの中点であり、Gを通りAEに平行な直線GHによって作られる四辺形AEGHは√2矩形となります。
このように√2矩形は長辺を直角に2等分した場合、短辺と長辺との比が1:√2で常に一定になります。
この性質を利用して日本工業規格(JIS)では、JIS P 0138 紙加工仕上寸法を√2矩形に規定しています。したがって、製図用紙、雑誌、書籍等の形は√2矩形になっています。また、日本の代表的な古代建築の出雲大社や法隆寺回廊復元図の√2構成は有名です。
この性質を利用して日本工業規格(JIS)では、JIS P 0138 紙加工仕上寸法を√2矩形に規定しています。したがって、製図用紙、雑誌、書籍等の形は√2矩形になっています。また、日本の代表的な古代建築の出雲大社や法隆寺回廊復元図の√2構成は有名です。